2匹と2人、はじめての引越し〈②準備編〉

猫との生活に必要な条件を洗い出して物件探しの足がかりにしよう、というお話だった前回の物件探し編。そこからいろいろ吟味し、ついに物件を決定しました。

新居は軽量鉄筋マンションの1F、2DKのペット複数飼育可物件。

今回は物件決定の決め手になったポイントや、逆に引越し前の懸念点など、猫と一緒の荷造り期間について書いていきたいと思います。

猫と一緒の引越し、物件決定の決め手となったポイント

新居は猫2匹が比較的のびのびできる広さが魅力

新居の専有面積は45平米。旧居は30平米だったので、なんと1.5倍!これだけ広ければ、猫たちが走り回るスペースは十分といえそうです。

天井は高めで、キャットタワーや本棚の設置も問題ナシ。しっかりしているため、つっぱり系の家具や猫グッズが使えるのも嬉しいポイントでした(旧居では一部でしか使えなかったので…)

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わが家で使っているつっぱりキャットタワー。新居にも持っていって継続して使ってます。

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奥に見える自前のキャットウォークは、柱の長さが合わなくなってしまったので処分。引越しの疲れが癒えたらまた作ろうと思っています。

新居の部屋構成は6畳2部屋と6畳DKで、6畳の空間が全部で3つということになります(+脱衣所が2畳くらい)将来2匹のどちらかに健康上の問題が発生したなどで生活空間を区切ることになっても大丈夫そうです。

さらに!もし3匹目を迎えることになっても、これだけの広さがあればストレスを低減できそう。飴りんごをお迎えしたときうまく生活空間を区切ることができず、狭いケージの中で1ヶ月も暮らさせてしまった苦い思い出が蘇ります…

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静かで周辺に緑が多く、道路に面した窓があるなど、当初挙げていた条件をおおむねクリアしていたことも決め手につながりました。

必ず訪れるシニア期を考慮して間取りを決定

実は物件の決定にあたって、ふたつの賃貸物件でどちらにするか悩みました。

片方は今回決めたアパート、もう片方は2階建ての一軒家です。

一軒家であれば、上下階への配慮や逆に上下階からの騒音も気にしなくてもいいですし、2階建てということで階段を使った運動量増加が期待できます。

実際に2階建て一軒家を借りて猫を飼っている知人がいるのですが、そこの猫ちゃんはデブとは無縁のガッチリ体型をキープしているようで羨ましく思っていたりもして…

万一の場合に生活空間を分けるという点でも、1階と2階であればバッチリ分けることができます。

しかし、なんといってもこれからどんどん歳を取っていく猫2匹。シニア期を考えると、階段は逆にない方が良いのでは?という考えになりました。

夫の実家の猫ちゃん(17歳で1月に亡くなったのですが)も、ここ数年はほとんどの日をお気に入りの場所とトイレの往復だけで過ごしていたようで、そうなってくると階段は不要になりそう。

実家が平屋だったので階段がある家に憧れているフシはあるのですが…掃除とかもしづらそうですしね。

気になる新居のデメリット

新居は1階ということもあり、懸念点もいくつかあります。

特に気になったのが窓からの眺め。物件探し編でも書いたとおり、うちの猫たちは3階からの眺めを気に入っていたようなので、猫たちが満足できる眺望を得られるのか?ということがすごく気になりました。新居でもできれば同じくらいのエンターテインメントを提供してあげたい…

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物件周囲の状況から、上の階には小学生くらいの子がいるファミリーが入っていそうだったので、物音がどれくらいなのかということや、裏手にはいかにも野良猫の通り道になっていそうな塀もあり、野良猫問題も気になりました。

…と気になるところもそこそこあったのですが、逆に1階ということのメリットも。

上の階からの物音は気になりますが、自分たちは下の階へ配慮が必要ないので気がラクです。キャリーケースをかついだ状態で階段を昇り降りする必要もない!3階のときはエレベーターもなく、階段に屋根もなかったので雨の日の通院は大変でした。

そんなこんなでメリットの方を魅力的に感じたので、契約に踏み切りました!

物件探しって本当に大変ですよね。利便性は犠牲にした部分もありますが、都内でこの広さ、ペットの複数飼育が可能、築30年以内という条件はかなり良い物件だと思っています。引越し時期がいわゆる閑散期だったのも良かったのかもしれません。

縄張り保全と健康管理に気を使った荷造り期間

物件を決め、契約が完了すれば、今度は引越し業者を決めていよいよ荷造りです。

通常、業者決定から引越しまで1ヶ月くらいは余裕を持つそうなのですが、今回はいろいろあって荷造り期間はぴったり2週間しかありませんでした。

急ピッチで荷造りを進めるわけですが、旧居が狭すぎてダンボールを置く場所がない!押入れなど収納の中を先に空けて、できたダンボールをとにかく詰め込んでいくことでなんとか箱を増やしていきました。

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それでも最終的にはこんな感じになってましたが…

たまたまですが、うちに来てくださった引越し業者の営業さんが猫好きの方が多く、見積もり中に栗蒸しにやさしく話しかけてくれたり、遊んでくれたり、すごくなごやかなムードで進めることができました。

とにかくニオイを残す!家具の買い替えなどは最小限に

猫からすると、荷造り中は縄張りの様子がどんどん変わっていき、引越し後は知らない縄張りに放り出されるのと同じことになります。

ここでの失敗が猫へのストレスとなり、粗相などの問題行動の引き金になったり体調不良の原因になったりするという話を聞き、縄張りの保全には気を使いました。

初めてのことなので、気を使ったところでうまくいくだろうか…という不安はありましたが、以下のような作戦を立てて実行することに。

  • 猫ベッドや爪とぎなど、縄張りの中でマーカーとなるグッズは最後まで部屋に残し、新居では真っ先に開封して部屋に配置する
  • 猫グッズは当面一切買い換えない(食器、トイレ、タワー、爪とぎ、ハウスなど)※買い足しはOK
  • トイレは汚物とシーツだけ処理して、砂は引越し時にトイレに入ってるものをそのまま持っていく
  • ここで爪とぎしたいだろうな〜というポイントを事前におさえておく

荷造り期間中、猫グッズはほぼ放置で人間のものから箱詰めしていきました。

突然のダンボールジャングルに猫大興奮

猫、ダンボール大好きですよね。うちの猫たちも大好きです!

荷造り中はダンボールに入ったりもぐったり、積み上げたやつに登ったり、なんだなんだとそれなりに面白がっていた様子の猫たち。

我が家の場合ダンボールをかなり高く積む必要があったので、安全のために本やCDが詰まった重い箱は押入れに隠しておくよう心がけました。

運搬中などは常に足下に注意し、箱に荷物を入れるときはまず先に入っている猫を取り出してから…というように、普通の荷造りよりも大変だったと思います。 こればかりは気をつけながら頑張るしかないですね。 部屋数があれば、荷造り中は別の部屋に猫を隔離してその中で遊ばせるなどしたほうが良いと思います。

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まだ箱にしていない状態のダンボールは爪とぎとして常に狙われていましたが、今回はやりたいようにさせておきました。 爪とぎはマーキングの役割も持っていることから、新居で猫たちの不安をやわらげる助けになるかも?という考えからです。

ただ、ダンボールを破壊するのが趣味の飴りんごに狙われ、こんなになってしまった箱も…

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箱の強度が下がりそうだったので、見つけ次第箱に布をかぶせて隠すなどしていました。

即席のダンボールタワーでくつろぐ猫たち

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ダンボールが積み上がっていくにつれ、猫たちがダンボールタワーのてっぺんでくつろぐようになりました。 やはり高い場所が落ち着くのか、てっぺんで寝ることはあれど、ふもとでゴロゴロするようなことはありませんでした(飼い主的にもそのほうが助かります)

スペースの都合でキャットタワーだけは早期に解体してしまったので、窓際にダンボールを積んで敷物を敷き、引越し日までタワーの代わりに使ってもらいました。 日ごとに形態が変わるダンボールタワーを不思議のダンジョン的に楽しんでもらえたかな〜と思います。

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引越し前日には冷蔵庫の中を空にして掃除&換気。 冷蔵庫の中に入ったことなんてない2匹(わたしもないけど)、興味津々でした。

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荷造り中の落とし穴

あちこちにダンボールを積むことにより、想定していない場所に猫が行けるようになってしまうこともあるので、薬や危険物の保管は気をつけたほうが良いです。 わが家は高所に猫オモチャを保管していたのですが、朝起きたらそれらが床に散らばっていて、紐付きのものも多かったのでヒヤッとした日も。

そういった問題さえなければ、棚など登って楽しそうにしていたので自由にさせていました。

実際のところ、荷造り中の猫へのストレスは?

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通常、猫は住み慣れた部屋が変わっていくことを好みませんが、わが家は小規模な模様替えを繰り返す家だったので、部屋の様子が変わっていくことには少し慣れてくれていたのか、2匹とも大きく体調を崩すことなくホッとしました。

11月だったので、寒さがキツイ日も増えてきていました。 人間も引越し中は風邪をひきやすいと言われていたので、可能な限り部屋を暖かく保つように。 消化器が弱い栗蒸しのことを考え、フードのローテーションもこの期間は控えました。 栗蒸しはストレスなどのちょっとしたことから結膜炎を再発してしまうため注意していたのですが、特に問題は起きず乗り切ることができました。 この期間、2匹とも1回ずつ嘔吐がありましたが、内容物や様子からしてよくあるものと判断して病院にはかかっていません。

2匹ともわりとおおらかなタイプなのでこの程度でしたが、神経質な子はもっとケアが必要なのかもな〜と思います。

2匹と2人、はじめての引越し〈引越し当日編〉へつづく

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